フジイブログ

色彩楽園主宰フジイのブログです。

IMG_7548 暖かい11月でした。
「あおぞら色彩楽園」の第3日曜日も外に出たくなる暖かい一日で、色づいた木々に囲まれたアートスペースに約120名の親子が集まりました(11月17日:大倉山公園)
 

実習生も大活躍

 毎年11月は関西学院大学人間福祉学部の学生たちが実習に来ます。
朝から基礎研修のレクチャーを受けて、午後は実際に公園で子どもたち、保護者の方々に関わり、後片付け、ミーティングまでを体験します。今年も元気な2年生二人が実習に来てくれました。

 この日は多くの参加者があり、実習生もスタッフもフル回転。
実習生たちは公園に到着した時から「おんぶして」「だっこして」とリクエストする子どもたちに一生懸命応えてのスタートになりました。

 このとき、実習生たちに伝えたのは「リクエストに応えきろう」ということです。
「おんぶして」は、一度、二度とおんぶして終わりにはなりませんでした。
どうやら挨拶代わりの「おんぶして」ではなさそうです。

 ならば、と「もうおんぶはいい」と 子どもが「いうまでリクエストに応えきることにトライしてもらいました。
「もうたくさんおんぶしたから、これくらいでいいだろう」という大人側の物差しではなく、「十分おんぶしてもらった」という子ども側の物差しでリクエストに応えることを体験してもらったのです。

階段を登っていく子どもたち

 「おんぶして」は阪神大震災のときのことが思い起こされます。
子どもたちと信頼関係を築き、おんぶやだっこの要求を経て、色や形で想いを表すまでに半年ほどの時間がかかりました。

 この日「おんぶして」とずっとくっついていた男の子たちも、やがて自然と一人でおえかきボードの前に立ちました。
作品は「何が描いてあるか」はわからないものでしたが、色で表現するステップに自分の力で上りました。
もちろん、これには実習生たちが1時間以上続いたおんぶの要求に応えたことも力となったでしょう。


CIMG9957 特に毎月のように継続して来てくれている子どもたちは、確実に変化を見せます。
ありったけの絵の具をしぼって水浸しにしていたNちゃんも、「絵も工作も大嫌いでした」とお母さんから聞いたKくんも、心に抱えたものを外に向かって表現し、そのときの行動や作品が受容される体験を重ねて、じっくりと作品と向き合って、取り組む姿へと変化を見せました。




 

そのときにやらずにはいられないことをやりきることはとても大切です。
やりきった後、子どもたちは階段を駆け上がります。
 

IMG_7549毎月応援していただいている(株)デザインアーク様より、11月も工作画材などを贈っていただきました。

いつもありがとうございます。 

まだまだ紅葉が楽しい六甲山へ。IMG_7657
お天気も良く、暖かかったけれど、お昼ごはんなどでじっとしていると、どんどん冷えてくる。

それにパワーダウンする午後は午前中よりしっかりとおやつで休息&充電しないと!
紅葉谷は休憩にはうってつけな広い場所。
「おやつしようよー!」の声が上がったのは、もう当然でしょう。
今回はあったかーい「きなこたっぷりミルクぜんざい」でエネルギーチャージしました。
レシピ通りには作らなかったけど、甘さとミルクのパワー、それにきなこの香ばしさがなんとも嬉しいメニュー。
食べた後は、身体の中からほこほこしてきて、気持ちも新しくゴールを目指しました。

やっぱり山のおやつは大事。
木々がこすれあって響く不思議な音と。

参考:山ごはん/山カフェ http://yamagohan.hatenablog.com/entry/2018/12/03/103956


西日本最高峰の石鎚山に登ってきた。(とは言え、もう一ヶ月ほど前だけど)

IMG_7425お昼ごはんのおむすび二つとお茶、おやつのチョコレートを買ってバスでロープウェイの下谷駅へ。
ここからロープウェイに乗って、成就駅に向かう。
朝からお天気が良くて、いろんなことが楽しみで仕方ない。
こんな良いお天気に山に登れること。
紅葉に出会えるかもしれないこと。




IMG_7427ロープウェイ到着の成就駅の空は澄んでいて、これだけでも嬉しい感じ。








IMG_7435ゆっくり登りはじめると、秋の色が出迎えてくれて、また嬉しくなって、足が速くなりそうになる。
いやいや、山はゆっくり登ろう。

紅葉の時期だからだろう。
平日なのに、たくさんのハイカーに出会う。
時には先に行かせてもらったり、先に行ってもらったりしながら、自分のペースで進んでいく。
途中で「もうダメ。おんぶしてほしい」と言う男性にも出会った。奥さんらしき方はスイスイと前を歩いている。
ご夫婦二人で山歩きするなんて、本当に素晴らしい。

途中の階段では少々息が切れたけど、なんとか頂上神社に到着。
ここは、さすがに風が吹いていたけれど、ここまでの道のりは、まったく風がなかった。
風がないので木々のザワザワした音もなく、音のない世界を登ってきた。
歩きながら、ここはどこなのか、現実世界なのか、わたしはどこにいるのか、と考える時間があった。
時々山歩きはするけれど、これほどまでに音のない世界は初めてだった。
音のない世界は、続いた。

アウトドアでは、しばしば「初めての世界」に遭遇する。
おそらく、どれだけアウトドアを経験している人でも「初めての世界」に出会わなくなることはないのだろう。
わたしたち人間が地球に追いつくことはない。

頂上神社には、たくさんのハイカーがいた。
すっきりと晴れた空の山の上で、なんだかみんな嬉しそうだ。
でも、さらにわたしを誘惑したのは、その先にある天狗岳だった。

大きな岩をよじ登ったり、滑りそうになりながら渡り歩いていかないといけない。
ちょっと間違えれば、落ちてしまいそうだ。
途中でちょっぴり後悔した。
なんとかたどり着き、振り帰ってみると、頂上神社が小さく見える。
「帰れるのかな・・」

それでも、最も高いところに立つと、「ここが西日本でいちばん高いところ!」
360℃見渡すと、本当にいちばん高いところにいる実感が湧く。
またまた「初めての世界」だ。
すごい!
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頂上神社に帰る途中で出会った人からは、「よく行ったね〜」と声をかけてもらった。
こうした場所で出会う人たちは、理屈抜きの仲間意識みたいなものでつながっている気がする。
全然知らない人なのに、旧知の仲のような、そんな感じ。
「もうダメ」と言っていた男性も頂上神社まで登ってきていた。

西日本最高峰の石鎚山は、実に楽しかった。
景色はもちろんのこと、「今、西日本で最も高いところに立っている」不思議な感じ。
でも、登ったことで浮かれていると、下山でケガしてしまうので、慎重に下りたことは言うまでもない。
ありがとう、石鎚山。

日程:2019年10月31日
行程:伊予西条駅〜石鎚山ロープウェイ下谷駅〜山頂成就駅〜成就社〜八丁坂〜前社が森〜夜明峠〜弥山〜頂上神社〜天狗岳〜来た道を戻る

距離:9.0km
時間:5:26
標高:1,982m 
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