IMG_67666月の子どもたちは疲労でいっぱいだ。

多くは4月の緊張と張り切りすぎ、環境の大きな変化にたいしてのがんばりすぎなどが6月に入って、ようやく出てきている、毎年のこと。
身体は元気だけれど、精神的に疲労しているので、作品は形にならず、作るより壊してみたり、訳もなく「フジイー!!」「フジイのせいや!」と言ってみたり。


作品だけでなく、どうしようもなく甘えてきたり、集中できなかったり、また、何もできなかったりも全然珍しくない。むしろ、こうしたことが出てきた方が安心する。
こうしたことを出さずにがんばる方がよほど心配だ。
保健室がちょっぴり賑やかになるのもこの時期だ。
疲労でいっぱいなので、ちょっとしたことで喧嘩になったり、いじわるしたり、されたりもある。

でも、疲労をこうしたそれぞれの形で外に出して、今日あたりから 少し回復の兆しが見えてきた。
この疲労を外に出すには大きなパワーが必要だ。
そして、回復していくにもまた大きなパワーが必要となる。 
この大きなパワーを持っているのが子どもたち。 
このしんどさを出せるパワーを持っているのが子どもたち。
6月は特に大きく両手を広げて子どもたちを迎える月。