いつものコースを西へ歩く。
神戸のいいところは、ほとんどどこからでも山歩きができるところだ。
他の山のように、駅から登山口までバスに乗らないといけない、なんてことがない。
駅からすぐに山の中に身を置くことができる。


IMG_6936山を歩くと、様々な感覚が目を覚ます。
でも、それはいきなりやってこない。
歩き始めてしばらくして、体温が上がり、汗がにじみ始め、足の裏が土を感じ始めてからだ。
つまり、身体のウォーミングアップが完了してから様々なアンテナが働き始める。
同時に心の中が循環し始める。
心に抱えた様々なものが動き始める。



IMG_6943動き始めるといつのまにか出口をみつけて、外へ出て行く想いもある。
ぐるぐる回って、その姿を変える想いもある。
姿を変えず、むしろ、よりはっきりと姿を見せる想いもある。
これだけはっきりすると、もう、それはそのまま受け止めるしかない。
受け入れられなくても、やっぱりそうなんだと認める。

こうして感情の代謝が良くなると、いつのまにか一歩前に進んでいる。



やはり、感情の代謝を高めるためには、身体の代謝は必要だ。
抱えた想いの、その姿がよりはっきりしたり、姿を変えたりすると、そこには問題解決の鍵が必ずある。

こころとからだはつながっている。

行程:板宿駅〜東山〜馬の背〜 栂尾山〜旗振山〜須磨浦山上遊園〜塩屋駅

距離:7.9km
時間:3:09:43
標高:320m