fullsizeoutput_3ce暖かくなったり、寒くなったり、少しずつ春が近づいてくることを感じながら、2月のあおぞらも1月に続いて大掃除をしました。いつも使っているブルーシートを拭きあげたら、あおぞらボランティアスタッフは汗だくです。
この日は予報よりも長く雨が降り続いていたので、倉庫の大掃除は少々やっかいでした。

今回のメインは絵の具の補充でした。
補充は毎月のことですが、昨年まで使っていた絵の具のボトルが夏の高温の時期には爆発して絵の具が飛び出したり、絵の具が出しづらかったりすることもあって、昨年の夏の終わりごろからずっとスタッフみんなで容器を探していました。 
秋が深まる頃にようやく子どもの手にもぴったりな容器が見つかり、みんなでとても喜んでいたのですが、口が小さいので補充をするときにとても時間がかかってしまいます。
公園での開催を終えた後、子ども家庭支援センター(ロータリー子どもの家)に戻って、画材や道具を整えて、工作材料など翌月の準備と絵の具の準備をすると、なかなか終わりません。

そこで、冬の間は大掃除に加えて、絵の具ボトルを再考することがスタッフ全員の宿題になりました。

今回の絵の具の問題だけでなく、あおぞらスタッフは子どもたちが自由にアートを楽しめるように考えることにとても熱心です。
毎月きちんと画材を揃えることはもちろん、材料の選びやすさや道具や材料、画材を使いやすいように、楽しめるようになど、常に「より良くしたい」という気持ちを持っているのがわかります。
子どもたちが楽しんでいる姿を見ると、本当に嬉しそうで、あおぞらスタッフの情熱の大きさがこの活動が継続できている何よりの原動力です。

fullsizeoutput_3cf
また、空き箱など、廃材は多くの方々のご協力によって実に様々なものが集まります。
参加してくれる方々はもちろん、公園の外にいる方々のご協力もあって、あおぞら色彩楽園は支えられています。

さて、宿題の絵の具についてはボトルを変更するのではなく、牛乳パックでじょうごを作って絵の具を入れてみることを試みました。
牛乳パックはコーティングされているので、絵の具が滑ってくれるのではと期待したのです。 

ドキドキしながら実験して見ると、おおっ!絵の具が入って行く!
それでも絵の具はどうしても色によって粘度が違います。
みんなで実験しながら色によってボトルに入れる方法もみつけて、絵の具の補充は速やかに終了しました。

絵の具が揃い、倉庫もすっかり片付いて、モノの準備はばっちりです。
さらに、いよいよ3月に迫ったあおぞらスタートに向けて、スタッフも開催が楽しみでたまらないようです。 
スタッフの気持ちも準備万端です!