雨が少ない梅雨のようです。梅雨明けはまだなのに、びっくりするような厳しい暑さが毎日続いています。
5~6月と疲れが見えていた子どもたちは、少し回復傾向のようです。
夏休みに入れば、まずはやれやれ。大変な一学期をがんばりきりました。
長い夏休みに何をしようか、それぞれ思いを巡らせていることでしょう。
しかし、「ヒマ~」、「どこかへ行きたい~」と言い始めたらどうしましょう?
夏休みは生活リズムやスケジュールを自分で管理するチャンスです。
普段とは違って、たくさんある時間を自分でどう使うか、何をたっぷりやりたいか、聞いてみましょう。
ここで大事なことは、突拍子も無いことを言い出したとしても、「できるわけないでしょ!」と一蹴しないことです。即座に「ダメ」を出されると、子どもは「どうせダメって言われる」ことを覚えてしまいます。
「そんなことがやってみたかったんだ」と気づくことができるチャンスでもあるし、それを実現できないか、一旦考えてくれているとわかると、たとえ実現しなくても「どうせ」と考えず、別のチャレンジを探してくれます。
しかし、最近の夏の暑さはこれまでとは比べものになりません。
「何をやるか」よりも夏中健康に過ごすことが最大のテーマかもしれません。
まずは生活リズムを崩さないこと、しっかり寝て、しっかり食べて、しっかり遊ぶことが最も重要なことかもしれません。
でも、たまには普段はOKできないことをOKしてもらえることも夏休みの魅力ですね。
そして、家事もしっかりお手伝いしてもらいましょう。
できることを任せられることは、とても大切なことですし、家事はとても大切な生きていく上でのスキルです。
暑くなりそうな夏休み。どうぞ安全に過ごすことができますように。