早くも紫陽花のつぼみを眼にするようになりました。
ゴールデンウィークが終わり、大人にも子どもにも日常が戻っています。
特に今年は新型コロナウィルスによる制限などがない春となって、3年ぶりの日常とも言えるかもしれません。
4月の子どもたちは全体的にはりきりモード。
しかし、5月の半ばあたりから、少し疲れが見え始めています。
これは、例年のことなので、あまり驚きはしませんが、疲労を隠せない子どもたちは大変ですし、保護者の方々は「あれ?」と思っていらっしゃるかもしれません。
この時期の疲労は、4月はあれほどがんばっていたことも、「ママがやって」と言ったり、一人で集中することが減ったり、作品に取りくむ意欲が低下していたり、よく見ていないとわかりづらいものが少なくありません。ねんどや絵の具をさわり続けていたりもします。
せっかく新しい環境にも慣れてきたところなのに・・と思うかもしれませんが、この疲労はごくごく自然な反応です。
子どもたちのペースは一定ではありません。
元気いっぱいで猛ダッシュするときがあるかと思えば、なんだか疲れて、やたらとお父さんやお母さんの膝に乗りたがったり、すぐに泣いてしまったりして、びっくりするほど違った顔を見せます。
新しい環境になることが多い4月は、大人でさえも緊張しますし、疲れます。
特に子どもはパワーを使い切るまで進み続けます。ここは子どもの素晴らしいところです。
今、子どもたちに疲労が見え始めています。
しかし、これは4月にがんばった証拠ですから、あまり慌てなくてもしっかり休んで、お父さんやお母さんにちょっと甘えることができれば回復します。
ちょっと一休みの梅雨入り前です。