フジイブログ

色彩楽園主宰フジイのブログです。

2025年08月

LDセンター夏休み親子アート講座

くまものがたりロゴ10

こんにちは!くますけです!

毎日暑いね。でも、涼しい時間は外でしっかり遊ぼう!セミたちも鳴いてるよ。

夏休みに入ってすぐ、今年も大阪医科薬科大学LDセンターで夏休み親子アート講座を開催しました。


DSCF0062 大阪医科薬科大学LDセンター(以下、LDセンター)で最初のおえかき大会を開催したのは2002年です。建物が古くて、少し暗かったので、廊下の壁やドアに絵を描きたいというリクエストを受けました。

そこで、1階は海を、2階は地上と空を表す大きなぬりえを壁につくって、センターの子どもたち、保護者の方々に好きな色にぬってもらって、LDセンターまるごとおえかきを楽しんだんです。廊下には大きなクジラが登場したし、すべてのドアに絵を描いたので、みんな「自分の部屋はヤドカリの部屋」というように覚えてくれて、LDセンターの雰囲気は変わりました。


 その後、毎年夏になると、アート・イベントを開催するようになりました。

LDセンターの看板をみんなでつくったり、一日美術展を開催したりしたこともあったけれど、新型コロナウィルスの影響を受けてからは少人数のアート講座として開催しています。

親子アート講座の目的は自由なアートを体験すること、自由に表現したものが受容されることを体験をすることで、保護者の方々には子どもの絵の意味を再確認してもらって、表現されたものすべてを受容する機会にしてもらっています。


 講座に参加してくれる子どもたちは、どの子もとても一生懸命です。最初のオリエンテーションで、どんなふうに遊ぶかを説明すると、みんな一様に真剣に聞いてくれます。

そして、オリエンテーションで「失敗はOK!」と言うと、多くの子どもたちは戸惑っちゃいます。「え~!?」と言う声が上がることもあるんだよ。いつもは失敗すると叱られたり、笑われたりしちゃうのかなぁ。


 みんな最初はとても緊張しているけれど、どんな色をぬっても、何を描いても、つくっても、その表現の良いところを説明してくれるので、どんどん楽しくなって、自由になっていくんだよ。

自由になっていくと、Sちゃんは笑いが止まらなくなっちゃったし、Kちゃんは思わず踊り出したりして、LDセンターの一日だけのアトリエはパーティー会場みたいでした。

自由になったら、それぞれが持っている力をたくさん見せてくれて、その子にしか生み出せないアートが誕生!

最初の緊張感がある作品とは全然違う作品が生まれるんだ。


 講座のスタッフのコタキさんも「あ~、楽しかった~!めっちゃ勉強させてもらった~!」。

そう、アート講座は担当するスタッフもとっても楽しいんです。みんなが自由になっていくことも楽しいし、勉強することも楽しいよね。


 アート講座も23年続きました。早くも来年の講座はどんなふうにしようかと考えています。

LDセンターの子どもたち、保護者の皆さん、そしてスタッフのみなさん、今年もありがとうごじました。

来年もよろしくお願いします。

7月のあおぞらレポート

 今年の夏の暑さは、またいっそう危険な厳しさです。

連日、熱中症対策が呼び掛けられていますし、とうとう高校野球も暑さ対策として、午前と夕方の二部制となりました。

この、とんてもない暑さによる危険を回避するため、7月のあおぞら色彩楽園も屋内で開催しました(7月20日 神戸真生塾子ども家庭支援センター)


 以前は思い切り色水を撒き散らしたり、絵の具で暴れたりする子どもの姿があおぞら色彩楽園の夏の風景でしたが、熱中症警戒アラートが発出されるようになると公園での開催が難しく、開催を中止することが増えてしまいました。

 そこで、今年から熱中症警戒アラートが出ていなくても、雨が降っていなくても7月、9月(8月は大掃除のためお休み)を屋内開催として年間計画を組みました。

予想通り、7月は過去最高平均気温を記録し、昼間は公園で遊ぶ子どもたちもあまり見なくなりました。


CIMG0640 屋内開催となった7月は「外ならダメだけど、中ならこの子もだいじょうぶです」と言って来てくれた赤ちゃんの参加もありました。

風を感じたり、季節ごとに変わる木々の色を楽しんだりすることは屋外ならではの楽しみですが、屋内の方が集中できる子もいるでしょう。


 また、この夏から屋内会場には、色の癒しの力を感じてもらうきっかけになれば、と思って「お母さんのカラーリフレッシュ・スペース」を作りました。

お母さんたちに声をかけようかと思っていましたが、気がつくと、ぬりえに取り組んでいるお母さんがいらして、そのまま集中してもらいました。

細かいぬりえをぬりきって、「本当は途中でイヤになったんですけど、全部ぬりました。自分との対話の時間でした」と話してくださいました。

思わず<あきらめずにぬりきったんですね>と言うと、「あ、そうですね。そんなんこと思ってませんでした。そっか~」。


 元気に色水を撒き散らす子どもたちの姿が見られなくなった夏は、やはり寂しさもあります。 

しかし、涼しい屋内で工作に取り組んだり、絵の具を楽しむ子どもたちの姿を見ていると、この先は、屋内が夏の遊び場としてスタンダードになっていくのかしらと思わずにはいられませんでした。

9月も屋内で開催します。

ギャラリー
  • 2026年1月のあおぞらレポート②~心を守る
  • 2026年1月のあおぞらレポート②~心を守る
  • 2026年1月のあおぞらレポート①〜命を守る
  • 2026年1月のあおぞらレポート①〜命を守る
  • 11月のあおぞらレポート〜30年の感謝を込めて
  • 11月のあおぞらレポート〜30年の感謝を込めて
  • 10月のあおぞらレポート〜絵の具たのしい!
  • 10月のあおぞらレポート〜絵の具たのしい!
  • くますけがひもとく色彩楽園30年 くますけものがたり12
プロフィール

ふじいまさこざる

阪神大震災後の子どものこころのケアが色彩楽園の始まりです。当時出会った子どもたちは「こざるー!」と呼んでくれていました(^-^;