気温は上がりましたが、時折吹く風が涼しく、子どもたちは絵の具や空き箱に夢中になって、久しぶりにあおぞらギャラリーに力作が並びました。
参加者の中には、絵の具パレット用の食品トレイを持って来てくださった方もいらっしゃいました。
特に何度か足を運んでくださっている方は、これまでも工作材料や古タオルなどを協力してくださっています。
小学生のときからアトリエに通ってくれていたSくんは、卒業してからも被災地におえかきレスキューに行く時などには準備を手伝いに来てくれたりしていましたが、最近は何年かに一度突然現れて、びっくりさせてくれます。
元来照れ屋さんなので、いつも多くを語らず、少し話をすると、「じゃ、帰るわ!」と、あっという間に自転車でいなくなってしまいます。
また、3人のお子さんが小さい時によく参加してくださっていたSさんも2箱分の工作材料を持って来てくれました。
そのうえ、いつもお世話になっている神戸真生塾施設長の上杉さんが立ち寄ってくださったり、特別支援教育がご専門でフリースクールでたくさんの子どもたち、保護者の方々に寄り添っておられるT先生が来てくださったりと、久しぶりの青空の下の「あおぞら」は千客万来!
最後には3歳のYちゃんが何度も往復して摘んだシロツメクサを受付に飾ってくれました。
この空間を飾ってくれたようで、あおぞらスタッフにとっては、これまた嬉しく、新しいエネルギーが沸くできごとでした。
「お天気になったら、「あおぞら」に行ってみよう」と思ってくださっていた方がたくさんいらっしゃいました。
参加者のみなさんはもちろんのこと、様々な形で陰で応援してくださっているみなさん、会場の大倉山公園などなど、「あおぞら」につながるすべての方に支えられて、あおぞら色彩楽園は存在しています。
何よりも、この活動を覚えていてくれることが嬉しく、感謝でいっぱいです。