いつも、あちこちに登場するピンクのくまは色彩楽園のキャラクター「くますけ」です。
8月には「あおぞら色彩楽園」に募金箱になって登場しました。
そう、ちゃんと名前があるんです。
「くますけ」と名前がついたのは、2014年、ちょうど10年前です。
それまでは、見た目の通り「ピンクのくま」と呼ばれていました。
長い間名前がなかったのですが、子どもの心のケアのシンボルとして、広く親しみを持ってほしいという願いから名前を募集することにしました。
すると、北海道や福島県、チェコ共和国やオーストラリアからの応募を含めて全37点の応募があり、これには本当にびっくりでした。
そして、スタッフ全員で厳正に審査した結果、三作品が選ばれました。
大賞は神戸市のTくん(当時7歳)で、「くますけ」と名前をつけた理由を「みんなを助けるときにクレヨンを出して助けるから」と教えてくれました。
くますけ」は、おなかのポケットにクレヨンを入れています。これが子どもの心のケアのシンボルである理由の一つです。
応募者の方々はポケットに入っているクレヨンが心にダメージを受けた子どもたちにとって「おくすり」になることや、「子どもたちには自由に絵を描いてほしい」と、未来への希望と願いが込められた名前も多く、当時はくますけ誕生の背景が多くの方に理解されていたようです。。
賞に選ばれた3名の方には、あおぞら色彩楽園にて表彰状と副賞が贈られました。
では、なぜ、くますけはクレヨンでみんなを助けるようになったのでしょうか。
それは「くますけものがたり2」で。
お楽しみに!