いつも12月~2月の間はスタッフ研修のため、公園での開催をお休みしています。
2月は救急法研修を行いました。
事故やケガはいつ、どこで起きるかわかりません。
ましてや子どもたちは、大人が想像していないような行動に出ることも珍しくありません。
意識がない、呼吸がない、そんなときにまず何をしないといけないかは何度練習してもやりすぎではありません。
また、小さな子どもはなんでも口にするので、ペットボトルのフタを飲み込んでしまうこともあるし、食べ方によってはあめ玉やぶどう、ミニトマトなども喉に詰めてしまうことがあります。
小学生が給食のパンを喉に詰めてしまった事故もありました。
お正月に高齢者がお餅をのどに詰めてしまうこともよく知られています。
喉に何かがつまってしまうと、窒息を起こします。
息ができなくなってしまうと、大事故につながることは言うまでもありません。
こうしたときの対処に関する知識や対処法を身につけておくことは、すべての大人に必要とされることでしょう。
公園でたくさんの子どもたちを迎えるあおぞらスタッフも同様です。
研修ではレクチャーの後、日常生活や子どもが遊ぶ場で起こることを想定しながら実技研修も行いました。
あおぞらスタッフは教育・保育など子どもと関わる仕事に就いている人が多いので、それぞれ職場でのことも思いながら誰もが真剣です。
もとより、どんなことにもいつも積極的に、かつ、楽しく取り組むあおぞらスタッフです。
様々なケースを想定しながら、「あれ?こんなときは?」と新たな疑問を持ったり、「うーん、実際の場面でできるかなぁ」と不安をのぞかせたりしながら、研修はあっという間に終了しました。
研修の後は、あおぞら倉庫の大掃除のつづきと、いよいよいやってくる3月の公園での開催に向けて準備を完了しました。
冬のお休みを挟んで春が来たら、あおぞら色彩楽園再開です。
毎年、たくさんの方々が心待ちにしてくれていますが、最も再開を待ち侘びているのはあおぞらスタッフでしょう。
さあ、春です。
公園のアートスペースでみんなを待っています。