6月はいつもお天気が心配ですが、前日までの激しい雨が上がり、無事に公園で開催することができました。

公園で遊んでいる子どもはいつもより少ないようでしたが、初めて参加してくれた子どもたちもいて、それぞれのアートを楽しみました(6月21日 大倉山公園)。


初めて参加する子どもたちは緊張しています。そして、横にいるお父さんやお母さんも緊張しています。

子どもたちは「どうしたらいいのかな」、「絵を描かなきゃいけないのかな」など、戸惑っていますし、お父さん、お母さんも「ちゃんとできるのかしら」、「これでいいのかしら」とドキドキしているようです。


この日初めて参加してくれた3歳のTくんは、おしゃべりが上手で「受け付けに来ました!」、「これは何に使いますか?」とハキハキしていました。

Tくんの隣でニコニコしながら助手を務めていたお母さんにも画用紙を薦めると、少し戸惑った様子を見せながらも、しばらくすると絵の具でペタペタと色をのせ始めました。

その頃は、ちょうど最初は慎重に筆で色をぬっていたTくんが水を持って来ては絵の具トレイにじゃぶじゃぶと水を流して大胆に水遊びを始めたころでした。

そんなTくんの様子を見て、「やっぱり、こうなっちゃったねー」とお母さんは相変わらずニコニコしています。

Tくんの水遊びが先か、お母さんが絵の具を楽しみ始めたのが先かはわかりませんが、ほぼ同じようなタイミングだったのでは、と思います。


CIMG2753特に年齢の低い子どもは絵の具を使うと色水遊びになることがよくあります。

絵の具を混ぜると色が変わること、絵の具が水に溶けることを知り、色水を空き箱に入れると漏れてくること、そして、何より水の感覚の気持ちよさを知ります。

あおぞら色彩楽園は屋外なので、大胆に水遊びができるところも魅力です。

子どもたちは、こうして絵の具と水で遊びながら知的欲求を満たし、絵の具の特性を知ります。

そして、次第に心を解放します。心が解放されたとき、子どもたちは力を発揮します。


子どもの心が解放されると、作品は、その子にしか表現できないものになっていきます。

そうなってくると、子どもの集中力は高まり、よりいっそう知的好奇心がかき立てられて、少々難しいことにもどんどんチャレンジします。


お父さんやお母さんが絵の具を楽しいと感じているとき、その空気はお子さんにも伝わります。

まずは「絵の具の使い方」よりも絵の具の楽しさを体験してほしいと思っています。

お父さん、お母さんにはご自分の記憶を辿って絵の具が楽しいと感じた経験を思い出していただきたいですね。

絵の具は描いてもさわっても楽しくて、心にぴったりな色を生み出してくれる、魔法のような画材です。

さあ、夏がやってきます。

今月も公園で待っています!
(本文と写真は関係ありません)