色彩楽園スタートから28年、これまでたくさんの子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちに出会う機会に恵まれました。子どもの絵が発する心のメッセージの受け取り方、受け止め方、読み解き方、見守り方などは、これまでに出会ったたくさんの方々、中でも子どもたちに勉強させてもらったものです。
アトリエや、あおぞら色彩楽園で出会ってきた子どもたちはもちろんのこと、地震や豪雨で被災した子どもたちが絵を描いたり、立体物を作ったりしながら元気になっていく様子や、心を開いた子どもが色や形で心の言葉を語る様子、また、自由なアートが子どもの様々な力を育てることなどがぎっしり詰まっています。
また、色彩楽園やあおぞら色彩楽園の秘密もいっぱいです!
阪神・淡路大震災から始まったボランティア活動「あおぞら色彩楽園」を続ける想いも込めました。
早速ご感想もいただきました!
「5つのOKに守られ、お子さん達の心がゆっくりと明るくなっていかれる様子がとてもよくわかります。
現役の先生、先生を目指している方々、すべての人にこの本を読んでいただきたいですし、先生のお話を聞いていただきたいと強く強く感じました。
5つのOKが、広く広く広がっていきますよう、心から祈っております。」(色彩楽園サポート会員Kさま)
本書の企画が持ち上がったときは2020年の色彩楽園25周年を記念して出版できればと考えていました。しかし、新型コロナウィルス感染症の影響など様々なアクシデントもあって、完成するまでにずいぶん長い時間がかかってしまい、このたびようやくお披露目できる運びとなりました。
多くの方々に勉強させてもらった、子どもたちの心のメッセージに少しでも触れていただければ幸いです。